日本橋学生工房とは?

「日本橋地区再開発」を学生の視点から考え、地元の方々と交流し、実際に活動することを通して今後の日本橋のあり方を提案する団体です。

日本橋地区都市再生事業は、衰退しつつある日本橋周辺地区の再度「日本経済の顔」として賑わいを取り戻すために、道路空間の活用を中心として、地元企業や住民の意見も反映させた官民パートナーシップによる都市再生施策を実施しているものです。

アドバイザーの各教授の方々から「学生の意見も取り入れていくべき」との提言を受け、2002年6月に日本橋周辺地区のまちづくりに関する学生研究会が設立され、第1期メンバーのディスカッションにより、名称は「日本橋学生工房」となりました。

こうした学生主体で実際のまちづくりに貢献する方法は都市計画の先進諸国では数多く用いられています。近年では日本でも取り入れられ始めていますが、大学の研究室の枠内での活動のみに留まっています。
こうした現状を見ても複数の大学に所属する学生が行動主体となり行政地域双方の連携のもと、その活動を通して実際のまちづくりに貢献する日本橋学生工房の姿は新しいものといえます。