今年度の活動内容
(2010年~2011年)
2011年1月3日
第87回箱根駅伝
架橋100周年の日本橋をランナーが激走!
すっかり国民的行事となった感のある箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)。今年も復路の1月3日には名橋「日本橋」保存会が警備に参加、国民的行事の安全に一役買いました。
午前11時30分、揃いのジャンパーを着た約300人のメンバーが日本橋滝の広場に集合。正月気分を盛り上げるお囃子が鳴り響くなか、年の初めにまずは日本橋川の“安全”を保とうと、微生物の働きで水の浄化を促す「EM団子」を全員で投入しました。その後、メンバーはそれぞれ担当場所の警備に付きました。
今年の優勝チームは、18年ぶりの栄冠となった早稲田大学。大歓声の中、臙脂色のユニホームを着た中島賢士選手が日本橋を走り抜けると、沿道の盛り上がりも最高潮に。次々に走り抜ける選手に、日本橋を埋めた見物客からはたくさんの声援が送られました。
最後のランナーが無事に日本橋を走りぬけると、警備に付いたメンバーたちもホッとひと安心。感動の余韻に浸りながら、「また来年も」と、早くも1年後に思いを馳せるメンバーもいました。
今年は現在の日本橋が架けられてちょうど100周年。多くの人々が行きかった橋の歴史には、走り抜けたランナーたちの足跡もしっかりと刻まれています。次の100年もまた、感動の足跡が刻まれていくことでしょう。
【名橋「日本橋」保存会 取材班】
2010年4月4日
平成22年第19回春の名橋「日本橋」まつりが今年も開催されました。
今年が架橋99年を迎える名橋「日本橋」。ここは全国へと通ずる五街道の起点であり、豊かな歴史と先進性を併せ持つ日本橋エリアの象徴です。
少しひんやりとする曇り空でしたが、多くの方に、後援、協賛いただき盛況に開催できました。
開会の挨拶後、参加者全員で日本橋の橋上に移動。 そして毎回恒例の「※EM団子投げ」が始まりました。大人も子供も野球ボールと同じくらいの※EM団子を綺麗な川になれ、と思いを込め、投下しました。
滝の広場ではくじ引き、乙女の広場では毎年恒例の沼津産干物の販売に長蛇の列ができ大盛況でした。
日本橋の飲食店の会である「三四四会」によって、子供達へ食べ物を調理するということを通して学んでもらう、料理教室も開催されました。
また。「ジャパン・クラシック・オートモービル」実行委員会による、クラシックカーのコンクールイベントを開催されました。戦前に三井高公氏が所有していた1926年型「ブガッティT35C」や故森繁久彌氏の愛車や吉田茂氏の愛車など、およそ20台の日本を代表する名車が勢ぞろいしました。
名橋「日本橋」保存会会長・中村胤夫
国土交通省東京国道事務所所長・土井弘次様
中央区区長・矢田美英様
名橋「日本橋」保存会副会長・細田安兵衛
ジャパン・クラシック・オートモービル実行委員会代表・木村英智様
日本橋の上からEM団子を投げ入れる参加者
日本橋の老店や各団体が出展。
地元の町内会などが協力して焼きそばやビールは好評。
お囃子はお祭りには欠かせませんね。
恒例の沼津産干物
沼津産干物には、長蛇の列ができて大人気です
やはり、江戸前の佃煮が天下一?!ですね。
子ども食育講座
お寿司作りに夢中です
ピーポくんも子供達に大人気
人力車に乗っての記念写真も好評
演歌歌手・南部直登さんの熱唱
お楽しみのくじ引き
※EM団子 : EMとはEffective Microorganismsの略で、食品に使われるのと同じ仲間の乳酸菌や酵母、光合成細菌など自然界に存在する微生物の集まりのことです。EMだんごはこれらを土に練り込み河川などEMの定着が難しい場所に投入して定着させながら汚泥を分解させる効果があり、注目されています。