今年度の活動内容
(2012年~2013年)
2012年7月22日(金)
日本橋の夏の風物詩「橋洗い」およびタイムカプセル設置式が催されました
名橋「日本橋」保存会が主催する夏のイベント「橋洗い」が7月22日日曜日に開催されました。
昭和43年から続く恒例のイベントも、今年で42回目を迎えます。
道路元標
各地から集められた名水
今回は、昨年架橋100周年を記念して開封したタイムカプセルを花の広場へ移動。架橋100周年日光委員会細田安兵衛実行委員長の「新しい時代の江戸の街の再現を願う」という橋への希望を込められた挨拶に始まり、設置式のセレモニーも行われました。
名橋「日本橋」保存会会長・中村胤夫
花の広場に設置されたタイムカプセル
名橋「日本橋」保存会副会長・細田安兵衛
中央区副区長・小泉典久様
国土交通省東京国道事務所所長・渡辺学様
25年後に開封を予定しているこのタイムカプセルには、常盤小学校の生徒たちが「25年後の自分」をテーマに綴った作文や、日本橋女学館の中学生による「日本橋の未来」を思い描いた作文、地域の有識者による日本橋の資料や記録集、架橋100年の記念グッズなど、日本橋への願いが込められた品々が収められました。設置式はシンガーソングライターの関島秀樹さんが熱唱する日本橋応援歌により、沢山の観客が集まる盛況のうちに幕を閉じます。
EM団子
シンガーソングライターの関島秀樹さん
橋洗いは日本の名水5種で道路元標を清める「名水水合わせ」からスタート。橋の通行止めを行い、消防団の散水車3台による散水作業をすると、地域のファミリーや法被姿の地元企業の有志など約1,500人が協力し、一年分の汚れを落としました。
晴天とはいえない気候の中でも、子どもたちは高水圧の放水におおはしゃぎ。参加した地元の小学生男児は、びしょびしょになりながらも、「また来年も参加したい!」を笑顔で話していました。